こんにちは、ニナ(@_ninahaus_)🦆です。
クリプト界隈がAptos(アプトス)チェーンのネイティブトークン、$APTのエアドロで盛り上がっていますね。「Aptosの初期ネットワークに参加した人」「Testnet NFTをミントした人」が対象で、良いタイミングで売れば100万円を超える給付金だったようです。
👇しっかりお触りしているCryptoBabyことなーちゃん
https://twitter.com/crypto___baby/status/1582937841033936897
この記事ではAptosチェーンを利用するために必要なウォレット(今回はMartian Aptos Wallet)の作成手順を画像付きで紹介します。
※Aptosチェーンは EVM(Ethereum Virtual Machine)互換ではないため、MetaMaskウォレットは対応していません。
どうしてAptosを探検する気になったの?
AptosはEthereumのスケーリング問題を解決する&Solanaチェーンを凌ぐトランザクション処理速度が出る(理論値)ということで、Solana勢が移動してきて今後も伸びるかもしれないなぁと考えているためです。
なんでSolanaだめなの?という方はこちらの記事をどうぞ。

BSC大手のPancakeSwapが参入するというアナウンスも花を添えました。AptosチェーンにはBinance Labsが投資しているので、オトナの事情があるのでしょう。

どうしてMartian Aptos Walletを使うことにしたの?
Aptosチェーンで利用できるウォレットは複数あります。
- Petra Wallet
- Martian Aptos Wallet
- Fletch Aptos Wallet
- Fewcha Wallet
- Pontem Aptos Wallet
- Spika Wallet
今のところ、Petra WalletとMartian Aptos Walletがマジョリティとのこと。Aptos Labs team(Aptosチェーン開発チーム)によって作成されたウォレットはPetra Walletなのですが、Martianのほうが広く利用されていそうなため今回はMartian Aptos Walletを使ってみることにしました。あと公式サイトのフォントがオサレで好き。

Martian Aptos Wallet作成手順
※私の環境はChromeブラウザ on Windowsです。
ブラウザ拡張機能にMartian Aptos Walletを追加する
公式サイトの「ADD TO BROWSER」を選択。

Chromeブラウザの拡張機能管理画面に移り、「Add to Chrome」を選択。

ここで「Martian Aptos Walletにすべてのウェブサイト上のあなたの全データの読み取り、変更権限を与えますよー」と出ます。問題なければAdd extensionを選択。

Martian Aptos Walletを作成する
ブラウザ右上にMartian Aptos Walletのアイコンが表示されました。
クリックすると「あなたのアカウントを見つけられませんでした。アカウントセットアップのためにOnboardingページに戻ってください」と出るので、指示に従います。

*ポテトヘッドはアホ、マヌケの意味です
私はまだAptosアドレスを持っていないので、「Create a New Wallet」を選んで新しくウォレットを作成します。

任意のパスワードを設定します。利用規約とプライバシーポリシーを熟読後、チェックを入れて「CONTINUE」を選択。

次は超重要ステップです
12個の単語から成るリカバリーフレーズが表示されます。
リカバリーフレーズはウォレットの移行やパスワードを忘れてしまった際に必要になるので、紙などにメモして誰にも知られないよう大切に保管してください。その後、「CONTINUE」を選択して次に進みます。
他ウォレットでは次のステップで「リカバリーフレーズ再入力」が表示され、確かにメモしたことを確認される場合がありますが、Martian Aptos Walletではそれがありません。ここが最初で最後のリカバリーフレーズ確認箇所なので必ず正確にメモしましょう。

リカバリーフレーズはあなたの資産の命綱です。
自身の過失により資産を失うケースのほとんどがこのリカバリーフレーズ絡みであるため、十分に気を付けてください。
よくあるリカバリーフレーズ失敗談
- ど忘れ
リカバリーフレーズを忘れてしまい、必要な場面で入力できずウォレットへのアクセス権を失った
(=セルフGOX) - 詐欺師の鴨になる
「サポート」からリカバリーフレーズを聞かれたので渡した。ウォレットの中身を奪われ、詐欺であることが分かった
※たとえウォレットを開発する正規チームであったとしても、あなたのリカバリーフレーズを聞き出すことはありません。 - フィッシングサイトの鴨になる
プロジェクトサイトにアクセスしたところリカバリーフレーズの入力を求められた。入力したところ、ウォレットの中身を奪われた
※公式サイトであったとしてもDNSハイジャック等でフィッシングサイトに繋がることがあります。「まともなサイトはリカバリーフレーズの入力を尋ねてこない」ことを肝に銘じましょう。 - クラウドからの流出
リカバリーフレーズをスクリーンショットしたものをクラウド上に保管。何らかの理由で流出してしまい、気付いたころにはウォレットの中身が空になっていた
無くしやすい紙での保存が不安な人は金属ツールを利用することも。
「燃えない」というのも重要なんだそうです。
次は通知設定です。
お好みのものを選んで「CONTINUE」を選択してください。
どのくらい頻繁に通知されるか分かりませんが、私は「Martian」と「Aptos」をONにしました。

最後はMartian Aptos Walletの使い勝手をアップするためのTipsです。
読んだら「CONTINUE」を選択してセットアップを完了させます。

- ショートカットで素早くウォレットにアクセス
- Alt+Shift+x (Windows)
- Opt+Shift+x (Mac)
- ショートカット派でない人は拡張機能のピン止めを
ブラウザ右上にMartianアイコンが常に表示される状態になり、クリックすればすぐウォレットにアクセスできます。
🥳お疲れ様でした🥳
以上でウォレットのセットアップは完了です。
軍資金をブリッジして、Aptosチェーンを探索しましょう!

しばらく使ってみてから、Martian Aptos Walletの使用感を追記したいと思います。
🚨注意🚨
本記事はAptosチェーンプロジェクトへの投資を奨励するものではありません。
また、Aptosチェーンのネイティブトークン$APTのトークノミクスは物議を醸しています。(トークンの大部分がチームや投資家などに割り当て)
事前によく調査し、納得の上投資を行ってください。
おまけ①いきなり通知きてるけど何?
最初の通知はMartianとAptosから。
「ウォレット通知へようこそ。サブスクありがと!」メッセージでした。通知設定がONになっているものからの自動送信ですが、ウォレットからの通知経験がなかったのでちょっと嬉しい。

おまけ②Martianの意味は?
Martian(マーシャン)は「火星人」です。
2016年に映画あったよね~って書こうとしたら日本では「オデッセイ」で公開されてました。(原題:The Martian)