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【BSC】Nyaswopプロジェクトクローズのお知らせ【にゃちゃん】

重要なお知らせ
本記事はNinaがPancakeSwapシェフになる前に書かれたものです。個人の見解であり、PancakeSwapとは無関係です。

もいん!ニナ(@_ninahaus_)🦆です。

2月17日のNyacashシニョリッジ失敗事件をきっかけに、Nyanswopプロジェクトの終了が告知されました。この記事では、にゃちゃんが最期に出したMedium記事を意訳&補足しました。

ニナ
ニナ
元記事が文字だけなので、この記事もほぼ文字だけです。

 

【Nyanswop】にゃーにゃー大量発生事件~2021年2月17日、その時何が起こったか~【Nyacash】 もいん!ニナ(@_ninahaus_)🦆です。 3月24日、悲しいことにNyanswopプロジェクトのサポ...

 

私たちの物語 ー サポートの終了

BSCは2020年9月に稼働開始しました。
最初の1ヶ月で多くのプロジェクトがBSCに参戦しましたが、すべてが良い意図をもって登場したわけではありません。ユーザーは安全に取引できる場所を必要としており、そのためにNyanswopは2020年10月にローンチしました。しかしながら、この半年の間に起こったことで、私たちはプロジェクトの開発を続けることができなくなり、徐々にサポートを終了する運びとなりました。

私たちはBSCの平和と協調をできるだけ維持したかったので、長らく受動的で静かなチームであり続けました。でも、今こそ私たちに起きた全てのことをお話しする良い機会だと思います。これからのプロジェクトたち、そしてユーザーの皆さんが、私たちの経験から何か少しでも得られるものがあれば幸いです。

波乱のスタートとソーシャルメディアの影響

NyanswopをローンチしたのはBSCでラグ(詐欺)が盛んな時でした。私たちは信頼性の高いETHチェーンから、複雑なUniswapを選んでフォークし、プロジェクトを始めました。

当時のBSCでは、高いTVL(Total Value Locked)を達成したものの非常に短命に終わってしまうプロジェクト(詐欺を含む)が多くありました。Nyanswopに関していえば、「インフルエンサー」によってFUD(悪い噂などを流してユーザーの不安感を煽ること)が広められました。

Nyanswopチームは小さいので、私たち自身で管理できる範囲内だと判断したツイッターとMediumをソーシャル活動の場としました。コントラクトは監査されているにも関わらず、私たちのコミュニケーションチャンネルについてたくさんのネガティブな意見を受けました。テレグラムアカウントがないだとか、何かが不足しているだとか、そんな点を根拠に、一部のユーザーが本当に大事な要素から目を背けてネガティブなニュースを広げたのです。

私たちはその悪影響を大きく受け、FUDが流される間ずっと世間からNyanswopへの関心を集めることが出来ませんでした。数日か数週間で消えていくプロジェクトは他にもあったのに、それらはほとんどFUDを受けていませんでした。私たちはCrypto界の「インフルエンサー」の意図が不思議でなりませんでした。

多大な影響力を持つインフルエンサーは、自分の行動にもっと責任を持つべきです。残念ながら、多くのインフルエンサー(全員ではありません)は、お金を貰って、プロジェクトを煽ったり、FUDしたりしています。影響力のある人たちの、たったひとつのシンプルなツイートが世間の意見を変えてしまうこともあります。

BSCユーザーの皆さん、どうかあなたの考えをオンラインで共有する前に、慎重になってください。また、すべてのプロジェクトが、迅速で適切なコミュニケーションができるチームで運営されているわけではないことを忘れないでください。(Nyanswopチームは皆、英語が得意ではない様々な地域から来ています)

人は皆言論の自由がありますが、自由には責任が伴います。多くの人はそれに気付いていませんが、新規チェーンの大きな強みであり弱さでもあるのは、自己の考えをオンラインに投稿するこれらのユーザーなのです。皆のためにベストを尽くしているのは誰なのか、自己の利益だけを追求しているのは誰なのか…それらを見極めるのは難しいですが、ユーザーはその見分け方を学ばなくてはなりません。

この業界は勝者が全てを得る、勝ち負けだけの空間ではありません。ブロックチェーン業界には成長余地がたくさんあり、私たちは皆で助け合って一緒に成長することができます。Nyanswopローンチ以来、私たちはいつもBSC上で私たちの意見をオープンにしてきました。それはひとえに、ユーザーのブロックチェーンへの理解を深めると同時に、他プロジェクトも一緒に成長するためです。

半年経った今でも、それは変わりません。
私たちはいつも他のチームに手を差し出し、ユーザーを教育するために最善を尽くしてきました。

 

これに関してはTwitterでThugs推しインフルエンサーとして知られる@CryptoBethany さんが反応しています。

 

このインフルエンサーは私ですよね。
詐欺でないことを証明するのはプロジェクト自身です。あなたは詐欺が多発している時、ちょうど2件の大きなラグがあったときにローンチしました。
私が謝って、あなたをサポートした点を省いています❤
パートナーがあなたのトークンを捨てたのはショックです。
(ニナ注)トークン廃棄の下りは後述します

 

気になったので調べてみました。
彼女は2020年10月15日に「Nyanswopは100%ラグる。財務情報とトークノミクスがないことから、Nyanswopにお金をかける理由はゼロ。”監査されたスマートコントラクト”は詐欺師が使う専門用語」とツイートしています。

また、「NyanswopがRugpullするかどうか」のアンケートも取っていました。

 

ただ、その後、2020年11月からNyanswopとThugsのコラボ(後述)を契機に積極的ににゃちゃんにリプを送ったりNyanswopに関してツイートしたりとサポートしています。
「私が謝って、あなたをサポートした点」がこのあたりで、彼女は「詐欺でないことを証明するのはプロジェクト自身」ポリシーにのっとって行動したのだと思われます。

 

ニナ
ニナ
彼女はそんなに長期間FUDしてないし、にゃんちゃんが指摘した「インフルエンサー」はBethanyさんなわけじゃない気がする。特定個人を指してるわけでもないだろうし。

 

ちなみに2021年4月18日、彼女のTwitter BIOにThugs/HyperJump絡みの文言はありません。

 

Nyanswopの全て

私たちは本当に良い人たちと出会い、また予期せぬ困難や不公平にも直面してきました。
開発チームの視点で、良いこと・悪いこと両方の出来事をまとめました。

ローンチプール  – Nyanchpool

BSCプロジェクトの発展のため、私たちはNyanswop版Launch poolである「Nyanchpool」を立ち上げました。設立当初から、私たちはNyanswopが受け取る以上の利益を参加するプロジェクトに還元してきました。

私たちは、参加プロジェクトが宣伝効果を得られることと、彼らのトークンがうまく配布されることを期待していました。彼らのトークンと私たちのトークンを交換することで、皆で一緒に成長していけると思っていたのです。しかし、これは私たちに最初の不愉快な出会いをもたらしました。

100万NYAトークンの損失

 

ニナ
ニナ
本項は分かりやすくするため英語原文から文章の構成を入れ替えています。繰り返しの主張が何度もあり、にゃちゃんが本当にストレスだったのが感じられました

 

Nyanchpoolでコラボレーションしたプロジェクトのひとつが、事前の合意事項を破り、ユーザーにNYAトークンを配布しませんでした。私たちは今までこの事を公にしてきませんでした。そのプロジェクトはThugs(現在はHyperJumpにリブランドされました)として知られています。

2020年11月、Nyanswopは、100万NYAトークンをDRUGS(Thugsの当時のガバナンストークン)ホルダーに配布することで合意しました。しかし、その100万NYAトークンがユーザーに配布されることはありませんでした。NYAトークンが2か月経っても配布されていないことが確認されたので、私たちはThugs創設メンバーの8ballに連絡しました。そこで、2020年12月初旬に彼らが100万NYAトークンを売却したことが分かりました。

その決定に至ったロジック、なぜ彼らが私たちに知らせることなくそうする権利があると思ったのか、私たちは未だに理解できません。

ここに証拠となるトランザクションがあります。

https://bscscan.com/tx/0xcef0e3c89022a2d8f748950f2035f47b810c4ae32075634782c70dace4896045

https://bscscan.com/tx/0xada3d147514a9040476a2feb6e74bb4d33a31c81a4479974c3f103168d9eb5bc

8ballからの反論は、トレードされたNYAの価値はDRUGSよりもはるかに少ないというものでした。しかしながら、それは事実ではありません。取引時(2020年11月初旬)も、8ballとの会話時点でも、どちらのトークンも1000ドルの価値がありました。

また、時間の経過とともにトークン価格が変化するのは当然のことなので、常にお互いのトークンの価値が等しくあるべきと考えるのは非論理的です。だからこそ、ある時点で合意を為し、その計画通りに実行するのです。トークンの法定通貨換算の総価値は間違いなく変化していくからこそです。

なぜ彼らが合意に反して、私たちに相談なく、NYAトークンの総供給量の5%を売却してしまったのか甚だ疑問です。もし8ballに直接尋ねなければ、私たちですらそのことに気付かなかったでしょう。

これらの100万NYAトークンはThugsユーザーに提供されるはずだったのに、ユーザーはその利益を奪われたことになります。ThugsユーザーはNYAトークンを受け取ることができたはずなのに、Thugs運営が自分たちのために売却したためにその機会を失いました。

2020年12月にこれを見つけたにも関わらず、私たちは彼らを非難することはしませんでした。さらなる問題を引き起こすより、解決策を見つけることを信じていたからです。

Nyanswopは理想的な解決策を求めて8ballとのコミュニケーションを続けました。100万NYAトークンまたは売却総額である29BNBを返却するアイデアが提案されましたが、実際の行動はなく、交渉は2か月続きました。NYAトークン価格が大きく変化してその返却に影響することを防ぎたかったので、Nyanswopチームは新機能のリリースを遅らせました。

私たちが出来る限りのことをしたにもかかわらず、だんだんと返事を貰えなくなりました。そうこうするうちに8ballは突然Thugsチームを去りました。HyperJumpに生まれ変わった新生Thugsチームにこのことを知らせても、状況を変えるようなフォローアップは一切ありませんでした。

金額の小さな話だと言われるかもしれませんが、小さなプロジェクトとチームにとって、このようなコラボレーションと支出は本当に重要なのです。この件では、私たちの静かで受動的な態度が利用されてしまいました。

それでもNyanswopはこの件を秘密にしておくことを選び、彼らにとって1番良くなるよう考えましたが、あちらから同じ反応は得られませんでした。

それぞれのプロジェクトたちが、「自分にとって些細なこと」が「他のプロジェクトにとっては些細でないこと」を理解することを望みます。論理と合意契約が暗号通貨の世界では最重要です。残念ながら、これはチームによって異なるのかもしれませんが…。

Nyanswop Fortune (おみくじ)

Nyanswopの最初のユニークな機能のひとつは、「おみくじ」コンセプトです。このストレスフルな世界で、みんなに楽しみを提供できたら。それと同時にNFTトークンを利用できたらいいと考えて作りました。

私たちのより大きな計画は、Nyanswop Fortuneを「幸運」要素として、複数のプロジェクト上で使用できるようにすることでした。残念ながら、ほとんどのプロジェクトが自前のプロダクトを利用することを望だため、私たちが考えた形にはなりませんでした。

希望通りにはいかなかったものの、ユーザーからは多くの好意的な反応をもらうことができ、とても感謝しています。この機能がユーザーの皆さんの日々に少しでも幸せをもたらしていたら、私たちはとても嬉しいです。

NFT Oracle (オラクル)

BSCは送金速度が高速でガス代が安価なので、NFTにとって理想的なブロックチェーンです。ですが、ブロックチェーンの世界ではNFTクリエイター自身が「ロイヤリティ(使用料)」のようなものを得られない問題がありました。NFTの最初の所有者はクリエイターですが、トレードすると他の人の所有権が移り、クリエイターの記録は残らないからです。

そこで私たちは革新的なNFTオラクルを作りました。
全てのNFTのクリエイターアドレスを保持し、NFTマーケットプレイスで発生した手数料の一部をクリエイターに還元することが目的でした。

しかし、すべてのBSC上のNFTデータを私たち自身でアップロードするのはコストがかかりすぎて現実的ではありません。チェーンリンクのようなスポンサーシップが必要です。私たちはほとんどすべてのBSC上NFTプロジェクトに交渉しましたが、皆興味が無さそうでした。理由は、少額の手数料(もしくはガス代)が必要になるからだと思われます。

この理想的なNFTの世界を推進する人がいなければ、クリエイターが正当な評価を受けられません。私たちはこのNFTオラクルのアイデアがクリエイターに多くに価値を提供できると今も信じています。いつの日か、BSCがNFTクリエイターにロイヤリティを還元する分散型ソリューションを持てることを願っています。

NyaCash

NyaCashはNYAトークンの価値を高めるためのもので、買い戻しメカニズムを備えた亜ロゴリズミックステーブルコインプロジェクトです。Nyanswopはアルトシーズン中に素晴らしいTVLを成し遂げ、その成功をNyanCashに繋げました。

ところが、プロトコルが悪用され、それは頓挫してしまいました。
これは本当に予想外でした。Nyanswopチームが2月17日の件から何も利益を得ていないことを改めて強調したいです。私たちは状況を立て直すためにあらゆる案を模索しました。

【Nyanswop】にゃーにゃー大量発生事件~2021年2月17日、その時何が起こったか~【Nyacash】 もいん!ニナ(@_ninahaus_)🦆です。 3月24日、悲しいことにNyanswopプロジェクトのサポ...

 

悪用者へ

私たちはOSSリポジトリやArctic Code Vault(GitHubで公開されたOSSリポジトリデータを北極圏に1000年間保存するプロジェクト)に貢献してきた「あなた」がプロトコルを悪用した理由を理解できません。とても矛盾していませんか?

あなたはもしかしたらこのことに気付いていないかもしれませんが、多くの人々はあなたが誰か知っています。私たちはあなたの個人情報を持っています。あなたが影響をもたらしたのは私たちだけでなく、NyanCashに投資した多くのユーザーであることを理解してください。ユーザーの中にはあなたの行動を特定するのに十分な情報を確保した人もいます。

私たちは平和を第一に考えています。もし搾取した利益を返却するのであれば、Nyanswop Deployerに送り返してください。私たちからユーザーに再配布します。

参考までに、悪用トランザクションの紹介します。

https://bscscan.com/tx/0x8b0517f1f38a457def1dc7e75de6c6b665e994756794485cc3c0f8b000ac0cd9

 

ニナ
ニナ
”that unfortunately didn’t work out due to the protocol getting exploited. This was not expected.”とはっきり書いています。にゃちゃんはドジったわけではなかった。
ニナ
ニナ
どう悪用されたのかは分かりません。かなり腕の立つ悪用者だったようですが、にゃちゃん側にもセキュリティホールのようなものがあったのかもしれない。

 

NyanSwop総括

BSCが出来てから7か月が経ちました。いくつかのプロジェクトは合法的で誠実です。例をあげるなら、PancakeSwapでしょう。このように十分に信頼できるAMMプロジェクトが確立したことで、NyanSwopの当初の目的は必要なくなりました。

今日をもって、私たちはNyanSwopの新機能開発を辞め、プロジェクトのクローズに向かうことにしました。NyanSwopチームは、私たちが保持する全てのアドレス(Treasury含む)からNYAトークンをバーンします。

3か月間は全てのサイトを運営しますし、これから1週間はテレグラムでのサポートも行います。その後、テレグラムを告知のみのチャンネルに切り替え、役に立つリンクを提供します。

  • テレグラムのサポート 3月24日~3月31日
  • サイト運営 2021年6月まで

 

これは私たちがBSC上で冒険の旅を始めたときにやりたかったことでは決してありません。私たちの目標は、ユーザーが暗号通貨について学び投資できる、適切で安全かつ教育的な場所を作ることでした。

でも、残念ながら、コードや開発者が壊れるまでに許容できる大打撃の回数は限られています。

すごく辛い気持ちでこれを書いています。

皆さん、半年間お世話になりました。

これからも皆さんが安全で良いBSCの旅を続けられますように。

nya
nya
にゃちゃんより

 

終わりに

にゃちゃんがたくさん苦悩したことが感じられます。
ただ、犯人の目星がついているかのような記述はあるものの、実際にどんな悪用が行われたのか、犯人に対しどのような処置をとっていくのかといった具体的な話はありませんでした。このことから「Nyanswopは実際のところはラグプル詐欺をしたのだが、同情を買うような締め方をした。余計に質が悪い」という意見もあります。

半年頑張ったプロジェクトがこれから大型新機能ローンチ(開発開始ではなく実リリース)というタイミングで詐欺をするとは、私は考えづらいですしにゃちゃんを信じたいところ。

ニナ
ニナ
とりあえず今すごくねこを抱きしめたい。

 

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